今回は、アトピー性皮膚炎を治療する際に
「「完治」を目指しているひとが
「保湿剤」をどのように使うべきか?」
というテーマでお話しています。
あることがきっかけで
「保湿剤」をほとんど使うことなく完治した
自身のサクセスストーリーを元に
「保湿剤」の使用における
2つの原則を記載しています。
ぜひ、あと3分だけ続きを読み
「保湿剤」の使用に関して
なやむことがない生活を手に入れてください。
※注意事項※
「脱保湿」推奨記事ではありません。
Contents
アトピーのかゆみに対し「保湿」はどのくらい必要か?
アトピー性皮膚炎の治療方法のひとつである
「保湿」に関して
下記のような質問をよく受けます。
✓アトピーを完治できたひとが
使用していた「保湿剤」の種類が知りたい
✓長年、治療を行っていることで
次第に、くすりの適量がわからなくなってしまった為
どのくらい、くすりを塗っていたか知りたい
(いまさら、医療機関のひとに聞きづらい)
✓じぶんのいまの症状に対して
くすりを塗りすぎているかどうか
判断がつかないから見てほしい
✓市販の「保湿剤」を何度も購入しては
ためしているけれど、
じぶんに合わずお金だけが、減っていく
✓いつまで、「保湿剤」を使用したら良いか
わからない
わたしも、アトピー治療中の「塗り薬」について
上記のような
”あいまいさ”に対するなやみをよく抱えていました。
県外へ通院をしていたことで
症状の変化に合わせて
じぶんで量を変える必要があった為
最終的に、
「自己判断」の部分は大きかったと考えています。
また、結果論(後日談)になりますが
「重症」の状態から治療をはじめ
2度の入院を経験した後、
家族との認識のすれ違いがあり
「中症~軽度」の間の治療において
「保湿」は、ほとんど重要視していませんでした。
アトピーのかゆみ対策として「保湿」を重要視しなかった経緯
わたしの「アトピー完治」までの治療の流れを
知らない方は
いきなり「保湿」を重要視しなかったことだけを聞いても
前提の条件がよくわからないと考えているので
かんたんにまとめます。
・治療方法が、標準治療ではなかった為
「一般的な保湿剤」を使用したことがない
(プロトピック軟膏・ヒルロイド軟膏など)
・病院独自の「かゆみ止め」に「保湿剤」が
含まれていた為
専用の「保湿剤」を使用することがほとんどなかった
・「乾燥」よりも、
圧倒的に「かゆみ」が気になったことで
「保湿」より「かゆみ止め」をよく使用していたこと
※「アトピー完治」までの治療方法や治療の流れは
こちらに詳細を記載してあるので
ぜひ、一読してください↓
この話をすると「えっ?」と言われますが
わたしの中では、アトピーの治療中は
「保湿」に対する関心は0に近かったです。
理由として、幼少期のころに
転院した病院でもらったくすりに関して
母親から説明を受けたときに
「このお薬は、あまり塗らなくていいからね。」
という言葉を鵜呑みにして
塗らなかったという経緯がある為です。
おとなになって、改めていろんな方に
アトピー性皮膚炎に関する「保湿」のなやみを
お聴したときに、
”なぜ、「保湿」にそこまでちからを入れているのか?”
疑問に感じたほど、認識が薄かったです。
極端な話、完治した「結果」から考えても
「保湿」に必死になるより
「かゆみ対策」に9割ちからを入れた方が
完治がはやまると考えています。
アトピーのかゆみで「保湿」を念入りに行う必要がない2つの理由
病院で「保湿剤」を処方されたことで
「ただ、くすりを塗っていれば治る」とかんがえ
保湿剤を塗り続けている方に
ぜひ、知ってほしい
「アトピー完治」の為の「保湿」の概念を
きょうは2つお話します。
治療をはじめた幼少期のころから
「保湿」に対する
重要性を知らなかったことが勝因となり
「保湿」にねっしんにならなかったことで
アトピーを完治できた理由とも言えます。
また、多数のアトピー持ちの方に
アトピー治療に関するなやみをうかがった経験から
かならず押さえるべきポイントを集約しました。
1.アトピー「完治」を目指すとは、「保湿剤」を必要としないことである
アトピーを「完治」させることにおいて
もっとも、大事なことは
空想でもかまわないので
「アトピーがない生活」を考えながら
じぶんに治療のゴールを設けることにあります。
アトピー持ちの方のなやみ相談を
お聴きしていて感じることになりますが
(わたしも、治療中はおなじでした。)
「保湿」に関しての最終的なゴールは
「保湿剤を使用しないこと
=保湿剤のことを考えなくて済む状態」になることです。
わたしが、独自に制作し提供している
「アトピーのかゆみ対策」を
実践してくださった方の様子からも言えることとして
✓「くすりを塗ること」に関心や執着をもっている
✓「くすり」がないと、
じぶんの症状は治らないと思い込んでいる
うちは、改善がみられません。
「保湿剤」を使用しながら
✓「くすりから離脱すること」
✓「くすりによる依存状態から脱出すること」
に意識をむけた生活をする
矛盾しているように感じるかもしれません。
あなたが、ほんとうにアトピーを完治させて
「くすりのない自由な生活」を
手に入れたいと考えているのであれば
「くすりがある状態にOKサインを出している
じぶんの在り方」について
日々の生活の中で、修正を重ねる必要があるのです。
2.症状が治らない「不安」で、「保湿剤」を塗ることは禁忌
あえて、「禁忌」という強い言葉を使った意味を
「かゆみ止め」と「保湿剤」の違いから説明します。
「かゆみ止め」
➔かゆみがおさまることによって
くすりの塗りすぎが少ない
「保湿剤」
➔「乾燥」を感じなくなるまで
塗ってしまうことが原因で、
時間間隔をあけて塗りすぎてしまう傾向が高い
➔「保湿剤」は「かゆみ止め」に比べ
「もっと、肌の状態がよくなってくれるはず!」
という期待感がつよい
ほぼ「保湿」にこだわらずに
治療を行ってきたことで完治に到達した
という目線からすると
「かゆみ止め」より、「保湿剤」の方が
「即効性のある効果」を期待させやすいことで
依存状態をまねきやすいと感じています。
”塗れば、すぐに”
肌がもっちりしたように感じる
荒れが消えたように見える
「一時的な効果」に対する印象が強いことで
「塗りすぎる習慣」に対する恐ろしさを麻痺させます。
だからこそ、あなたがすぐにできることとして
「不安」を感じたことにより
くすりを手に取る癖をつけないことにあると考えています。
「保湿剤」とうまく付き合う方法ではなく、
「保湿剤」から離脱することを念頭に置くことが
アトピー完治のコツです。
アトピーのかゆみ対策として、「保湿」以外に行っていたこと
ここでは、じっさいに行っていた
「アトピーのかゆみ対策」
についてもう少し特筆します。
✓かゆみで「掻かない」ように
じぶんに合ったストレス対策を見つける
(症状に対する効果は9割を超えます)
✓食事管理
・過食対策・糖質過多を減らす
・アレルギー反応を起こす食材を含めた除去食
✓かゆみやストレスで
「眠れないこと」に対するストレス対策
✓長期にわたるSOD・ルイボスTX服用経験有り
✓日常生活における「ストレス対策」
17年間、長期で治療を行っていましたが
アトピーを完治させる為におこなったことは
ポイントを絞っていたことで
たくさんはなかったと考えています。
アトピーのかゆみに対するアプローチは
たくさんありますが
どんな手を使ってでも「掻かないこと」が
「結果」をうみだします。
参考にこちらの記事もご覧ください↓