アトピーの治療中、わたしもよく
「アトピーって、気持ち悪いよね。」とさんざんじぶんのことを卑下していました。
・とつぜん、理由なく、ぎろっとひとに睨まれたとき
・部屋で、まじまじとじぶんの肌を見たとき
・集団で、女子がひそひそ話をしていたとき
・直接、暴言を吐かれたり、いじめられたとき
・家族にさえ、治療の孤独感を理解してもらえないと落ち込んだとき
上記のような経験を通して、結果的にわかったことをまとめると、
コミュニケーションスキルの高ささえ備えていれば
そんなに、落ち込む必要はなかったってことです。
世界って、じぶんが思っているよりとても広いです。
だから、アトピー気持ち悪いって感じるひともいれば
アトピーってなに?(興味なし)って感じるひともいる。
じぶんの考える範疇のことで、
思い込みを増やさないことが生きやすくなるコツだったのです。
ということで、今回は、「アトピー肌、気持ち悪い」と落ち込んだときの具体策をお話します。
Contents
アトピーのボロボロ肌、気持ち悪いは思い込みだった話
「アトピーのボロボロな肌が、汚い」って、いちばん、思い込んでいたのは、”じぶん自身”だったことに、治療を教えてから気づくことが出来ました。
治療中は、とにかく、肌が汚いと、じぶんを洗脳していた部分があったのですが
あることに気づいてから、なぜ、アトピーを一筋縄では治せなかったのか理解することが出来たのです。
それは、「アトピー=気持ち悪いのは仕方がない。」って言い訳をつくったら、アトピーを治さなくていい理由が作れることです。
アトピーのことをまったく知らないひとや、興味関心がないひとからしたら
「アトピーって、なに?」って感じなので、そもそも、汚いかどうかさえ判別がつかないひとも一定数存在しています。
なので、すべての環境で見つけることが出来るかどうかは分かりませんが、アトピーのことに関心がない人に、出会って反応の違いを知ることも、とても、良い経験になります。
じぶんで、じぶんのことを、否定する習慣が、いちばんじぶんの生活の首を絞めていたのです。
「アトピー肌気持ち悪い」はじぶんのこころの声
たしかに、たにんからいじめられて
傷つくようなことを言われると、精神的ダメージはおおきいです。
ただ、人間って、いちばん興味関心を持っていることは「じぶん」のことなんですね。
よくよく、考えてみたら、特定のひとに、ひたすら「アトピー汚い」とか「アトピー気持ち悪い」とか
毎日、言ってくる人がいたとしたら、それはそれで、精神面で異常をきたしている状態です。
だって、そこまでして、あなたのからだや人生に関与してくること自体、うすら寒気を覚えませんか?
もし、身近にいたとしたら、たとえ、家族であったとしても離れた方が良いです。
なので、何回も、じぶんを否定することばをかけているひとって「じぶん」以外にいないんですよ。
どれだけ、酷いことばを言われたとしても、じぶんが、じぶんにかけたことばの方が圧倒的におおきな影響を受けているんです。
だから、じぶんが、本心で思っているかどうかは別として、出来るだけ、ネガティブなことばより、ポジティブなことばをかけてあげる方が良いのです。
アトピーって気持ち悪いと言われた回数はどのくらい?
じっさい、「アトピー肌気持ち悪い」って言われたときのことを思い出してみてください。
ひとに、直接言われた回数って、何千回、何万回単位ではないですよね。
(もし、何千回単位になっていたら、いますぐ環境を変えましょう。
わたしも、いじめられた経験を持っていますが
ひとから直接言われたことばって、
じぶんが相手のことばをのまなければ、案外印象がうすくなっています。
それは、「完治」したから、っていう訳じゃなくて
治療中から、じぶんの考えに沿わない、たにんの評価はどうでもいいと思っていたからです。
だから、印象に残っている回数が、数えるほどしかないなら、その嫌いな人やじぶんのことを理解してくれない人の為に時間を使っていることがもったいないので一回、いやだった過去を捨てる勇気が必要だと考えています。
「アトピー肌は気持ち悪い」の価値観はだれがつけたのか
そもそも、数あるからだのパーツの中で、「肌」ひとつ違うくらいで、ひとの価値って上下しないんですよね。「肌」が汚いって価値観を、必要としているひとがいちばん、「アトピー肌気
持ち悪い」って捉えているんです。それは、”じぶん”を含め、です。
だれだって、完璧な容姿、完璧な性格、完璧なパーツを兼ね備えているわけではないことを基点に考えてみてください。みんな、価値が低い要素は一個や二個、持っているんです。表面上に見えている
か、見えていないかのちがいです。
なんでも、持っているように見える、あの有名なスポーツ選手や、モデル、アイドル、女優だって、価値が低い要素は持っています。それに、からだのパーツひとつちがうだけで、ひととしての価値が大
幅に変動したら、「劣等感」や「コンプレックス」を抱えているひとは、みんな価値が低い人間になります。
「アトピー肌気持ち悪い」って感じた時の対策3選
ということで、つぎの3つのスキルを備えることで、「アトピー、気持ち悪い」って言われても、へっちゃらなじぶんに変貌しましょう。
①じぶんの見た目に対する印象を変える
➁気持ち悪いと感じるひとは0ではないけれど
なにも感じない・興味ないひとも一定数いる
✓ひとがケガしたカサブタとか
手術跡に興味わかないのとおなじ原理
➂健康なひとがいちばん気にしていることは
円滑なコミュニケーションがとれること
わたしが行って、効果があった対策3つになります。はじめから全部クリアできるわけではないので、ちょっとずつ改善していきましょう。
アトピーの肌ひとつで、ひとの「価値」は決まらない
じぶんの「価値」を決めることができるひとは、”じぶん”だけです。
アトピーがあることで、あなたの価値がすべて決まるわけではないので、「病気=アイデンティティ」と捉えないことが必要です。
じぶんで、じぶんに、アトピーがあることを、必要な要素のひとつだと思い込まないことで
じぶんのことを否定して、傷つけないようにする手段を取ることが出来ます。
たしかに、現実問題として、肌の症状を意識せざるを得ないタイミングはあります。
だからこそ、意識的に、「肌」ひとつで、じぶんの価値はおおきくは変わらないことを明確に理解しておく必要があるのです。
アトピー肌を気持ち悪いと思わないひともいる
アトピー肌のことを、気持ち悪いと感じるひとが、いないって環境はかんたんにはありません。
一方で、アトピーのことに関して、なにも感じない・興味ないひとも一定数存在しています。
シンプルなんですけど、ひとがケガしたカサブタとか、手術跡に一瞬の興味や共感しか覚えないのとおなじ原理です。
どっちにしろ、じぶんのことに興味ないとか、キライって思っている人に対して、時間や考える労力を使っていることは、じぶんを大切にしてあげていないこととおなじなので放置で大丈夫です。
なので、あなたのことを、アトピーのこと以外で関心を持ってくれる人に会いに行く努力にちからを割きましょう。
アトピー肌より、対話スキルで不快にさせない
健康なひとたちが、あなたにいちばん求めているスキルは、アトピーを治すことではありません。
じぶんと、対等、もしくは、対等以上のメリットが大きい会話をできることをいちばん、期待しています。
最終的に、ひとがひとを信頼できるポイントは、容姿や見た目ではなく、「圧倒的中身」です。
極端な話、どれだけ容姿が不細工にうまれたとしても
その人に聞かなければ聴けない為になる話や、その人でなければ対応できないスキルや、オンリーワンのなにかを持っていれば
容姿関係なく、ひとに好かれる部分はだれでも、持つことが出来ます。
コミュニケーションスキルさえ、ある程度こなすことが出来たら
ひととして、求められる場面は増えるのです。
努力できる場所は、見た目を治すことだけではない。中身の誠実さを追求することからも、生きやすさを手にすることは可能なのです。
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