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アトピー性皮膚炎のかゆみやボロボロの肌をがまんしないコツ
アトピー性皮膚炎の強いかゆみやボロボロの肌を見て、げんなりしたり、知らぬ間に熱くなって掻きくずしたりすることで、悪化のループから抜け出せない…
「がまんしなさい!」と家族や友達にいわれても、我慢できないじぶんに腹を立てることもしばしばありました。
・家族や友達に、じぶんの存在を否定されたと感じたとき
・じぶんのMAXの努力が認められないと感じたとき
・ひとに優しくしたつもりが、邪見にされたとき
・ひととじぶんを見比べて、欠点ばかりを確認していたとき
・このまま、ずっと、肌が治らないのではないかと信じられなくなったとき
人間、生きていれば、酸いも甘いも両方あるので、いつも、じぶんにとって都合の良いことが起こるとは限らないけれど、
じぶん以外のなにかに期待する気持ちが高ければ、高いほど、理不尽なことに耐えられるこころの余裕をもつことが出来ないことが多かったんですよね。
「じぶんは賢いから、我慢できる」とか、「ある程度のがまんは出来るから、不幸なことに耐えられる」とか
じぶんに無理させるようなことには、積極的に頑張れたけれど、
本当の意味で、じぶんのからだやこころを休ませてあげることはとても下手くそでした。
「あれは、アトピーに効くよ!」「ゆかもんちゃんの為だから…」って
いわれたことばのすべてが、じょうずに受け取れなくて、自己否定ばかりくり返すことが得意だったのです。
ということで、今回は、「アトピーをがまんしたい!!」って感じた時のストレス対策についてお話します。
アトピー性皮膚炎のかゆみを許可しているのはじぶん
タイトルをみて、ショックを受けた方もいるかもしれませんが、
皮膚炎持ちのひとが日頃、よく繰り返している”感情”のパターンのひとつに
「じぶんは、愛されないのではないか?」という愛情の欠乏感を感じる特徴が挙げられます。
今回は、皮膚病を例に挙げましたが、
癌であれば、「ひとを許せない」念の集合体があると言われています。
アトピー性皮膚炎や癌のように、一般認知的には、治せないといわれている病気が治る例には、医療のちからありきにはなりますが
元々のじぶんの認識や捉え方を変えることで、
じぶんに自信をつけ、肉体の元気(しぜん治癒力を上げる)をアップさせるスキルを使うことがあります。
わたしも、アトピーのかゆみやアトピーであるじぶんのことを、がまんして受け入れよう、受け入れようとする度に
「ほんとうのじぶんは、こんな姿ではない!」と猛烈な怒りを感じることがよくあったのですが
その裏には、「じぶんはひとに愛されないのではないか?」といった
感情をコントロールするちから…強烈な寂しさや不安をうまく扱うことが出来なかった根本的な原因があります。
がまんできないかゆみや肌の症状があることで、現実のストレスを耐えられる、生きている価値があると認識してしまうと
ネガティブに考えてしまう思考から外れることが出来ず、
じぶんにアトピーがあることをよしとしてしまう潜在意識が出来上がってしまうのです。
1.アトピー性皮膚炎であることを望んでいる本当の理由
よく、病気があるのは”じぶんのせい”といったことを、ひとから聴くたびに悲しい思いをしているひともいるかもしれません。
完治させたいまだから、とてもよく分かることですが、
アトピーを治療していたときは、アトピーがあるじぶんを望んでいたことがわかる言動を取っていたことをよく覚えています。
アトピーに限らず、病気がある時、少なからず、じぶんが意識していないレベル、気づいていないレベルで
内面に黒々とした、すっきりしないネガティブな感情、イメージが張り付き
じぶんの将来図の中に、病気が治った、しあわせに生活しているじぶんの様子をイメージすることが出来ない…
つまり、完治させることを、じぶんの人生の中に落とし込むことが出来ないいまの状態こそが
じぶん自身が、病気がある状態を望んでいると、捉えることも出来るのです。
もちろん、必ずしも、そう、というより、そんな見方も出来るよねって新しいアプローチのひとつとして考え
病気を治すのも、病気がない人生を歩むのも、じぶんのライフスタイルにじゆうがあることを承認するのも
じぶんの判断でみらいを変えることは出来るんだよねって「気づき」のひとつに過ぎないのですが。
結果論的にいえば、病気を治す主人公が、じぶんごとに傾いたときから
症状に変化が起きたのは、間違いない事実です。
アトピー性皮膚炎のかゆみや肌は、完治させるのであれば一時的なもの
もう少し、おおきい視点でみれば、完治までの目標設定をするときに
かなり短期で肌の症状まで変えてしまおうと無茶をするひともたくさんいます。
実体験的にいえば、じぶんに負荷(がまん)をかければかけるほど
治すとは、逆の現象が起き、悪化の一途をたどったのでおすすめしません。
ダイエットをよく失敗するひとの話を笑えないレベルで、おなじことをじぶんのからだにやっていたりするのです。
「なんで、かゆみが酷くなる、肌の症状が悪化する方向に向かって、意識が傾いてしまうのか?」
根本的な治せない原因に”気づけない”のか、かんたんにお話すると
人生がうまくいかなくなる要因のひとつとして
”焦り”をうむことと、”いまないこと”(きれいな肌やかゆみのない生活)を意識しすぎること
このふたつを強く願った願望は、「ある、しあわせ」を素通りしてしまうことで
こころに余裕を持てない欠乏感をうむ為と考えられます。
じぶんを愛することが下手であれば、下手であるほど、じぶんの”感情”を素通りする癖をつけてしまい
病気を治すより、じぶんのからだを削ることが得意になってしまうのです。
どのみち、完治させると決めることが出来たのであれば、焦らずとも
遅かれはやかれ、じぶんの肌がきれいになることは決まっているはず。
なのに、焦らせて治そうとするのは、そもそも、じぶんの治し方に自信がなかったり
じぶんの生き方を愛してあげることを見落としているからと捉えることも出来るでしょう。
人生には、長期のスパンで見れば、良いも悪いも、かならずあります。
この負に感じたときのじぶんの精神力の有無が、完治につながるかどうかを左右しているのです。
アトピー性皮膚炎のかゆみや肌をがまんしたい時に行うべきこと3選
アトピーを完治させる為には、塩には、塩を与えるやり方ではなく
しっかり、じぶんの本音や感情の奥底にある想いを理解してあげる必要があります。
また、ひと1倍、「ひとやお金、仕事、に愛されない」と欠乏感を抱きやすい性格だからこそ
神経質な部分があるじぶんのストレス対策には
時間をさきすぎるくらいがちょうどいいと、把握しておく必要があるのです。
①かゆみや肌の症状を否定したいと感じたストレス源を書き出す
➁”愛されない”と不安に思う気持ちを承認する
➂”愛された瞬間”を思い出すもしくは、じぶんでつくる
①かゆみや肌の症状を否定したいと感じたストレス源を書き出す
”アトピーがあるじぶん”のことを自己否定したくなったとき
かならず、背景には、ストレスに感じたなにかしらの要因があります。
それは、人間関係で愛されない不安だったり、承認されない恐怖だったり
ゆたかに生活することが出来ないかもしれない可能性があることに視点を向けて
気に病むことばかりを考える「ネガティブな思考」をたくさん駆使していることで起こりやすくなると考えられます。
「ストレスはない」と、じぶんの本音を握りつぶすことで、さらにネガティブな方向へ思考が傾くように
じぶんで仕組んでいるとも言えるのです。
だからこそ、ひとには見えない所で、じぶんの想いをはける場所を作り
正確にじぶんの好き嫌いを把握し、からだの緊張状態が続かないような環境を作ってあげる必要があります。
➁”愛されない”と不安に思う気持ちを承認する
かゆみが過剰になったり、肌がボロボロになることを不安に思うときは、
”じぶん”が承認されないことに対して、異常に恐怖心を持っているからと、捉えることも出来ます。
「じぶんは、ひとりぼっちだ」と感じることが、最も苦手なタイプの性格とも言えるのです。
心配しなくても、アトピーがあること以外に、あなたがこの世に生存していていい理由は
たくさんあります。
ほかのひとには、真似できない良点は、いますぐ見つかるかはわからないけれど
さきざき、生きている中で、秀でている部分を見出すことも出来るし
人生長いので、秀でている部分を作ることも出来るし
お金を持っていようがいまいが
ゆたかであろうがなかろうが
そこで生きている価値は、ひとそれぞれかならずあります。
じぶんが気づいていないだけで、あなたのことをおもってくれているひとも、どこかにはいます。
じぶんの周りに「あるもの」をたくさん口に出すことで、じぶんは愛されていることに気づくことも
メンタルトレーニングとして行うことが出来るのです。
➂”愛された瞬間”を思い出すもしくは、じぶんでつくる
どうしても、孤独感に悩まされて抜け出すことが出来ないときは
じぶんが愛されたタイミングを思い出すことでじぶんを満たすことも出来ます。
ひとに「○○は優しいね」とか、肌に触れてもらったとか、愛情に触れた瞬間は
1個や2個、かならずあるはず。
それも思い出せないくらい、切迫詰まっているときは、じぶんでじぶんのことを愛した瞬間を思い出してあげてください。
じぶんで、じぶんに、この世界で生きていていいことを承認出来たことがないひとは
”こんなじぶん”の”こんな完璧でない部分”があっても
存在価値があることを認めてあげることが、きょうの課題です。
愛されることに、条件はないし
地球で呼吸している限り、負も正もすべてあっていいもの。
まずは、完璧でないじぶんを、よしととしてあげることで
「ホッ」と緊張感をほぐすことから、取り組んでいきましょう。