いつもブログを読んで頂き有難うございます。
重度の小児アトピーを17年で
克服したYukaです。
今日はアトピーっていつ治るの?という
お話をしたいと思います。
一体いつまでこの生活が続くんだろう?
アトピーの状態が悪化した時
周囲の人に心無い言葉を言われた時
ぼんやりと我が子を眺めた時
除去食を作っている時。
あなたはこんな事を
思ったりしていませんか?
「いつまでもこの状態は続かないって
言ってたじゃないか!」とか、
「1年くらいしたら状態はよくなります!」とか、
「これさえ塗っとけば大人になれば治ります!」とか、
一杯、モヤモヤしたり苦しい感情を
抱えていらっしゃる事と思います。
今日はこの苦しさを何としてでも
取り除きたい方のみ
是非続きのブログを読んで頂きたいです。
続きを読む事で、
いつまで続くか分からない
見えない不安に対する答えを
1つ知って前を向く事が出来ます。
アトピーは終わりが
随分先にある様に感じる
正直、アトピーの治療は
終わりが見えないですよね。
「この薬を塗って本当に治っているのか…?」
「あれ?良くなってきた様に思っていたのに…」
「こんなに、痒がって掻いているというのに…」
毎日、毎日、
あまり変わっていない様に見えるし、
下手をすると、
去年とさほど変わってない様にすら感じる。
私も、実際そうでした。
終わりが見えない中、
ただただ続けてました。
目の前の苦しさが強すぎて、
未来の自分の姿なんて
想像も出来ませんでした。
私はSNSの中で、
twitterも利用しているのですが、
アトピーと打つと「死にたい」が
検索ワードとして上位に出てきます。
アトピー 死にたい
初め、それを見た時は、
インパクトが強すぎて
ショックでした。
けれど、それはほんの数秒で
正直、「そりゃ、そうだよなあ。」が、
本音です。
何故なら、
私も、そう思っていたからです。
自慢ではありませんが、
それも何回くらいというカウントではなくて、
「この年齢のこの時期」単位の物が
ゴロゴロある訳です。
ということは、
それくらいの苦しさを抱えている
アトピー持ちのお子さんと
長期的に関わり続けている
あなたも同じ様に
「いっそ、このまま子供と一緒に…」
という風に、
考えた事があったって不可思議ではないと
私は思うです。
実際、随分前の事にはなりますが
2004年12月1日 子供のアトピーが原因と思われる
一家心中があったという文面が
今でも残っています。
重度のアトピーとは、本人だけでなく
最悪その周囲にいる人まで巻き込み
死を考えたくなる程、
終わりが見えない病という物に当たるのです。
少し、話が重くなってしまいましたが、
だからこそ、
一体いつ治るの?という事は、
一緒に生活しているあなたにとっても
とても気になると思います。
今日は、一体いつ治るのかについてお話します。
いつ治るのか?を気にされている方に、
知っておいて欲しい事があります。
アトピーは
①簡単に治らない
②すぐに治らない
そういうものなのです。
そういう病気であるという事を、
まず理解する事が初めになります。
あなたの周りに楽観的に「治る」とか、
「これをやっとけば大丈夫だよ」とか、
言ってくる人はいませんか?
もしこれらの言葉を
信じていらっしゃる方がいたとしたら
あなたのお子さんの為に、
その考え方を捨てて下さい。
あなたのお子さんの
アトピーの症状と治療方法、
他人のアトピーの症状と治療方法が
この世界で全く同じという事は無いのです。
むしろ、
「こんなに早く治るとは思っていなかった。」
を目指すくらいが、
丁度良い事を初めに知っておいて下さい。
「あの頃は、あんなだったのに、
こんなに綺麗になるとは…」と、
言わせられる日の為に頑張ろうくらいの感覚で
追い詰め過ぎない事の方が大事なのです。
アトピーは長期戦の病気
症状の様子を見て、
一喜一憂する日々の中で
一体いつ…と、先の見えない不安を
抱え込んでしまいやすくなります。
どうしても、
あなたにとって楽な言葉が
あなたの答えだと
思いたくなってしまいます。
その辛さや痛み故に
楽な方法や言葉を選びたい気持ちは
本当によく分かります。
けれど、17年もかけて克服した私は
楽な考え程、自分にとって遠回りや危険を
孕む可能性がある事を
熟知しています。
私は、あなたと
あなたのお子さんに安易な道を選ぶ事で
遠回りしてしまうという
失敗をして欲しくはありません。
なので、今から
「アトピーは長期戦」と
心に刻んで下さい。
「あなたの人生がマラソンと同じ様に
長期戦」だと捉えたとすると
「あなたのお子さんの
アトピーも長期戦」なのです。
マラソンの様に
マイペースで構わないと
今、知って下さい。