今回は、アトピー性皮膚炎を完治する為に
必要な「食事療法のコツ」についてお話します。
劇的な効果を感じることが出来ない上に
日々、不満の方が大きくなってしまう
「食事療法」は、
アトピー性皮膚炎を完治させるために
ほんとうに必要なのか?
疑問に感じているという声をたくさん頂きます。
今回は、これらの悩みを元に
17年間「食事療法」を行ったことで
知ることができた
具体的な、完治のコツについてお話します。
ぜひ、あと3分だけ続きを読むことで
「食事療法」をラクなことに変えてください。
Contents
アトピーを完治する為に食事療法は必要なのか?
長年、アトピー性皮膚炎を治療されてきた
あなたの目線からすると
”そもそも、アトピー性皮膚炎を完治する為に
「食事療法」は必要なのか?”
という不満があると考えています。
✓みなと、同じ食卓を囲むことが出来ない精神的な苦痛
✓「◯◯は、絶対食べてはいけない」
と言われることにより
さらに、食べたくなる欲求に対する苦痛
✓じぶんだけ、好き勝手に食事を選ぶことが出来ない不満
✓健康なひとには、理解されない食生活の不満
いくら、肌が綺麗になると言われても
上記のような苦痛をたくさん抱えながら
数年~数十年単位で
人生の楽しみを奪われる生活には耐えられない
と、考えている方も多いと考えています。
わたしも、「当たり前」とされていた
食事制限のある生活に不満を抱えたことがあり、
「制限をやぶって、たべてしまいたい。」
と、考えたことがたくさんあります。
なので、気持ちはとてもよく分かります。
結果的に、
「母親のきびしい監視」があったおかげで
ある程度、肌がきれいになるまで
食事制限を完遂することが出来ましたが
もし、記憶があいまいな
幼少期の頃から続けていなかったら
やりきることは出来なかったのではないか?
と考えています。
根本的な原因を解除してくれる
治療ではないからこそ
ことばで簡単に表現出来ないような
「当たり前」を「当たり前」にこなすむずかしさが
食事療法の中にはあると考えています。
アトピー性皮膚炎の食事療法はひとによって違う
前述にて、食事療法に関する
精神的な苦痛について触れましたが
実際、アトピー性皮膚炎の治療において
「食事療法」は必要なのか?
という点については
あなたが選んでいる治療方法によって
異なると考えています。
例えば、通院先の病院が
脱ステ派、標準治療派、自然療法派、
喀血派、整体派、鍼灸派、漢方派…end etc
など、どの治療方針であるかによって異なり、
個人個人の考えで
MEC食派・オーガニック派・
マクロビ派・ファスティング派…end etc
などを取り入れていると
何通りも治療の過程を作ることが
可能になってきます。
ただし、最終的なゴールはみな同じで
「完治したい」と考えています。
ちなみに、わたしは、
アレルギー持ちであったこともあり
✓アレルギー反応のある食べ物
✓病院で指示された特定の食べ物
の2点を除いた除去食を行っていました。
17年間やり通したからこそ言えることとして、
どんな形であれ「食事療法」を
治療の1つとして選んでいる人が
つまづく点や苦痛に感じる点は類似点があり
そこに対する解決策は共通している為
応用出来る部分があるということでした。
アトピー性皮膚炎を完治させる為の食事療法の3ポイント
そこで、今回は、
アトピー性皮膚炎を「完治」させる為の
治療方法として
「食事療法」を取り入れているあなたが
完治させるまでの過程で注意すべき
3つのポイントについてお話します。
1.「長く」食事療法を続けることが完治に必要
17年間食事療法を続けて
最も、痛感した点は、こちらになります。
「食事療法」は、
1日、2日がんばれば効く魔法薬ではない上に
1日、2日サボればとんだ痛手を追う毒薬である
人間は、基本、”がんばりたい生き物”ではなく
なんとしてでも”ラクをしたい生き物”です。
なので、たとえ、じぶんの病気が、
かんたんに治るものではないと
把握していても、
「ちょっとがんばるだけで、
劇的な効果を発揮するなにか」を
生活の中で求めがちです。
ですが、こと食事療法に至っては
「期限に定まりのない、”完治する日まで”」
というふんわりしたゴールを目標に
どれだけの分量がんばれば良いのか
推測もつかないまま
走り続けなければいけないのです。
もちろん、じぶんのこころの中で
「完治する日」を設定することは大切ですが
じぶんの想像より「長い」治療が必要
ということを
心構えとして持っておくと
安定感を得ることができます。
2.「安定的に」食事療法を続けることが完治に必要
項目1.でも触れましたが、
「長く」食事療法を続ける為には
「安定感」が必要です。
受験勉強が、
1日、2日の思い立った猛勉強だけで
突破できないことと同じように
数週間、数か月、数年単位と
期間を延ばしていかなければならないのです。
ただ、続けるだけでなく、
「◯◯というストレスがかかったら
暴飲暴食する」といった悪習慣
を作らないようにする工夫も必要になります。
そして、なにより、
なにがあっても「継続させる意志」が必要です。
3.「飽きずに」食事療法を続けることが完治に必要
意外に、思われるかもしれませんが、
治療は、
まじめにやることがすべてではありません。
「苦痛だ!」「ストレスだ!」「不快感!」と
こころが反応する前に
”どうすれば、
この困難を楽しいものに出来るか?”
じぶんでじぶんを楽しませることを
かんがえてあげる精神が必要です。
アトピー性皮膚炎が、あなたの身体から
かんたんに出ていってくれることもなければ
食事療法が勝手に小躍りしはじめて
楽しいものに変わってくれるわけでもないので
あなたが、楽しいものにアレンジしてあげることも
治療を苦痛にしない為に必要な過程になります。
食事療法を選び、アトピーを完治させたい人が守るべきこと
さいごに、まとめになります。
アトピー性皮膚炎を完治させる為に
「食事療法」は必須なのか?
という問いに対しての答えは、
あなたが選んでいる治療方法によって違うと言えます。
特効薬とは異なる為、
劇的な効果を発揮することはなく
完治するその日までやり続けなければいけない
という決まりもあります。
ですが、速攻で
効果が期待できるわけではないからといって
完治していないときにできる努力を
やらない理由はないと考えています。
17年間、食事療法を続けた結果論として
具体的に
という3つのポイントの重要性をお伝えしました。
ぜひ、生活の中に取り入れてみてください。