先日、オンラインで相談をお受けした際に
ついつい、「過食」してしまう
20代後半の女性とお話していました。
食生活について、対策した
具体例を聴かれることが多いのですが、
”暴食”される習慣があることを
ご自分から話される方は珍しいなあと。
それだけ、「過食」で
つらい想いをされ続けているからこそ
まずは、
だれでも出来そうなかんたんなことを
徹底させましょう!
とお話をしました。
Contents
食べ過ぎた後、悪化するにも関わらず過食が止まりません。
とくに、
文章的に聴けば当たり前に感じる
守れそうなことから
着実に守る習慣をつけましょう。
と約束したのです。
なぜ、苦しい想いをしているのに
はじめから
ハードルを上げた目標ではなく
”かんたん”な努力を意識する
必要があるのか?
今回は、そこら辺のお話をしていきますね。
「食好き」がアトピー完治の為に食べ過ぎを辞めた経歴
女性であれば、「よくわかる~!」
と、感じやすい話。
正直、「食べること」大好きですよね。
わたしも、
アトピーを治療している当時は
「除去食」をしていることで
余裕をかましていて
ストレスで暴飲暴食していた時期が
長く続いていました。
「治す為に、
必死で食べれないものがあることを
がまんしているのだから
いいじゃない!」
が、口癖で、
食べられるものを制限なく
食べることが治療当時のしあわせだと
本気で思っていました。
ところが、「完治」させる為に
”除去食”を行うことで余裕をかましていた
わたしにも、悲劇が訪れたのです。
それは、ストレスを抱え込む習慣が
継続した結果、
人生ではじめて「小デブ」を
経験してしまったことです。
ただでさえ、
低身長・脚が太い・おしりもふっくら
見た目はアトピーっ子。
加えて小デブ。
さすがに、なにかがおかしいと
焦りはじめたものの、
なにがおかしいかさえわからず
呆然とした時期を過ごしたのです。
アトピーを「完治」させる為に
対策しないといけないことって
ただただ、病院で言われたことを
守っていればいいわけではないと
痛感した出来事でもありました。
痛い目を見ましたね。
悪化すると知っていても、食べ過ぎるアトピーの食事制限
そもそも、じぶんが
ストレスで「過食」してしまうひとって
認識がなかったので
じぶんのことをよく食べる、
よくいる食好きのおんなのこ
程度にしか思っていませんでした。
なので、「小デブデビュー」した時は
なんで、
アトピーで食べられないものがある
わたしが、太ったの?へっ?
って感じで、状況の整理も
出来ていませんでした。
ただ、「小デブ」デビューを
したことをきっかけに、
”じぶんがデブに…?”って強烈な不安から
根性論で”痩せなきゃ”と
慌てて対策を取るようになりました。
「脱・小デブ」を意識するように
なってから理解したこととして、
客観的に見て
暴飲暴食していたときは
「食でストレス発散するファイター」
だったと思っていて。
帰宅直後に、
あまいお菓子をパクリ。
1個じゃ足りないから、2個3個。
こぞって、かき集める糖分大好きっこ。
食事中のご飯は
おおもりの茶碗に2杯3杯継ぎ足し。
残り物も最後まで食べつくす。
食後も、なんか物足りないと
ご飯ではない、間食を
冷蔵庫から引っ張り出して
もぐもぐ食べていました。
…ここまでくれば
完全に、自業自得としか言えなく
なってしまいますよね…(苦笑)
ちなみに、このような
隠れ暴食ファイターの方に
アドバイスするとしたら…
アトピー完治の為に、食べ過ぎを防ぐ方法3選
アトピーの治療と過食って
結局、奥底に「ストレス」っていう
おおきな爆弾が潜んでいるわけです。
なので、両面に効果がでるような対策を
実生活に取り込むことが
改善させる為に必要になります。
例えば…
じっさいに行ったことを3つ
お話しますね。
1.ストレスによる暴飲暴食チェック
まず、はじめに行ったことは
ストレスのはけ口先を
じぶんはいくつ持っているのか?
しっかり時間をかけて精査すること。
そして、じぶんは
ストレスのはけ口先を持ってない為に
暴飲暴食で解消するタイプの
ひとであると認識することが
スタートラインです。
「そんなことない!」と
暴飲暴食していることを否定していると
”じぶん”を否定することで
さらに、痛みを感じやすくなります。
まずは、そういうじぶんがいることを
把握しましょう。
2.「食」で日頃のストレスを解消しない
ストレス解消方法って
よくよく考えてみれば
「食」だけじゃないんですよね。
「食」に走ってしまう根本的な原因は
仕事?昇進試験?責任が重いやり取り?
恋愛?喧嘩?嫉妬?
子育て?近所づきあい?…
裏にある、原因を
しっかり汲み取ってあげることで
”じぶん”は、なにに翻弄されて
「食」に走るひとなのか?
分析をしましょう。
3.食事が5品以上並ぶ場合、1品減らす
アトピー治療で必死に
食生活をがんばっているひとの中に
内容はいいかもしれないけれど
品数が多すぎるひとが多数います。
がんばった承認欲求を
満たしてくれるSNSなどでアップして
評価してもらうことが習慣になると
だれも、指摘してくれないので
最もこわいパターンだなと思ってて。
男性でも、
一回の食事で5品以上場合は
一品減らすくらいのイメージが
ちょうどいいです。
それでも、4品は
はじめのスタートラインといったところ。
こと、食事に限っては
質だけでなく、量も大事だと考えています。
詳しいボーダーラインは
関連記事に記載してあるので、ぜひ。
食べ過ぎによる「アトピー悪化」はコントロールできる
ここまで、しっかりと
記事をみてくださった方は
いきなり、アトピーを治すために
無茶苦茶して「過食」をやめる方法を
探すより、
まず、”じぶん”は、
ストレスを食で解消するひとなのだと
正確にとらえておくことが大切であると
認識されたはずです。
「辞めよう!辞めよう!」と
焦燥感にかられることも
悪くはないけれど、
やっぱり、結果に繋げたいじゃないですか?
だからこそ、だれでも、出来そうな
かんたんなことを
守れているか?見直しからはじめることで
ちいさな成功体験を重ねることができます。
ぜひ、きょうから
生活に取り入れてくださいね!